「同質の原理」のこと

音楽療法の中で、同質の原理と呼ばれるものがあります。
これは、気分に合った雰囲気やリズムの曲を聴くことで、精神的な共感を覚えさせ、
よい方向に気持ちを持っていく…というもの。
例えば、何か哀しいことがあって落ち込んでいるときは、暗いしみじみとした曲を
聴いた方が共感を覚え、自分の気持ちを代弁してくれるような感覚を覚え、
ホッとするというようなもの。
こういうときに明るい曲を聴くと今の気分とかけ離れているがためにストレスを覚えてしまうことも。


いや、何でこんな話をするかというとですね、最近聴いてる曲が微妙に暗い気がするわけで。
アニソンの類なら明るい暗いカッコイイカワイイなんでも大丈夫なんですが、
微妙にクラシック方面の趣味になると暗い曲が多い感じが。


マーラーの9番聴いて彼岸に憧れてる場合じゃないよね! ←


とは言いつつも、大学時代、気持ちが塞いでたころにモーツァルトばかり聴いてて
逆に気持ちが沈んでいったトラウマが思い出されるw
モーツァルト最近になるまでそのせいで苦手だったしなぁー。
明るいだけじゃないのは分かってるんですが、あの時代の曲は全般的に軽快に聴こえる上に
モーツァルトの傾向としてはやっぱり明るい曲調が多くて!
(同時代でもハイドンだと平気なのは何故だろう?)


何にせよ、徐々に明るい方向にシフトできるように試みてみよう…。