都響スペシャル「第9」

会場:東京文化会館
指揮:ゴロー・ベルク
ソプラノ:澤畑恵美
メゾソプラノ:竹本節子
テノール:望月哲也
バリトン:成田博之
合唱:二期会合唱団


曲目
ベートーヴェン:「エグモント」序曲 作品84
ベートーヴェン交響曲第9番 ニ短調 作品125 「合唱付」


いやぁ、この曲の生は圧倒的じゃないか。
演奏自体も非常にスマートな名演でしたが、バリトンが朗々と歌い出すあたり、
生で音の響きを感じるとぞくぞくきますね。
合唱の響きも想像以上に鮮烈で、人声の持つエネルギーというものを見せ付けられました。


この曲は私自身のクラシック遍歴のほぼ最初の位置に座する曲だけあって、
やはり生で聴くとメロメロ(死語)になりますね。
この曲がもっと好きになりました。
今月に入ってから手持ちの第9の音源を7種類ほど聴いて予習を万全にしてましたが、
生であったということを差し引いても素晴らしい演奏でした。
最後の加速もバッチリ決まってましたし、本当にいいものを聴いた感じです。


毎年聴きに行こうかなぁ。
来年も絶対聴きに行こう!