ゼロの使い魔 第12話
コメントしないと宣言しておきながら、これだけは言わせてください。
今回の話には、宣言を撤回させるだけの力がありました。
そもそも「コメントしない」という宣言には言外に
「あまりに酷い出来に対する毒を吐きたくない」という意味が込められていたわけで。
正直、侮ってました。
前回、前々回の話に関しては今でも大いにケチをつけたいですが、
今回は比較的上手くまとめていたかと。
原作と別、と切り離して考えれば展開は超絶速いですが十分許容範囲。
是非とも2クールで、じっくりゆっくり描いて欲しかった…。
これだけ良質なツンデレ素材はなかなかないですよ?
釘宮さま分を濃密に補充できる(私にとって)神な作品はなかなかないですよ…?
是非、最終話は綺麗にまとめて欲しい。
そして、次に繋がる期待を…持たせて欲しい…っ!
展開としてはアニメオリジナルなんですね。
原作とは細部どころか大きく変えてきています。
前回前々回はそれがどうにも受け入れ難く、何でこうするのか! と憤りばかりだったんですが、
今回は最終話への展開への繋ぎとして好感が持てました。
展開としては、「こうなるんだろうな」というのは読めています。
いい喩えが思い浮かびませんが、「天は赤い河のほとり」の14巻か15巻あたりで
ユーリに突き付けられた選択と同じことになるんでしょう。
…
ごめん、喩えが微妙に古い上に物凄い勢いで少女マンガです。
本当にありがとうございました。(違
いいじゃん、好きなんだよ…。
ビバヒッタイト(違
さてさて。
そんなわけで、あとは最終話をイイ出来で届けてくれることを祈るのみ。
駆け足過ぎることは間違いないですし、尺が足りてないこともよく分かっています。
本当だったらもっと美味しく調理できたであろう素材を浪費していることも分かっています。
それでも、好意的に受け入れたい。
最終話、せめて嘆きに満ちることになりませんように。
「ゼロの使い魔」の原作を読んだときに感じたあの熱さと震えを、今一度。
それでは、また明晩にでも
(2:15)