オーケストラの日ってこじつけじゃね

本日3月31日は331で「みみ(33)に1ばんいい日」らしいです。
そんなわけでオーケストラの日とか。
2007年に制定されたらしいです。


そんなわけで、本日は全国各地で記念したクラシックコンサートが開催。
東京では関東の11のオーケストラから選抜されたオーケストラの日祝祭管弦楽団なる臨時オケの公演。
昨年はサントリーホールでの公演でしたが、今年はNHKホールでの開催でした。
チケット買ってなかったんで行くか迷ったんですが、仕事終わりに急いで駆けつけました。
さすがにキャパが広すぎたのか空席は結構ありましたね。


指揮:小林研一郎
演奏:オーケストラの日祝祭管弦楽団


ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲展覧会の絵
チャイコフスキー:弦楽のためのセレナード
チャイコフスキー:序曲「1812年
(アンコール ドヴォルザークユーモレスク


コバケンこと小林研一郎さんはよく「燃える指揮者」とか「炎の指揮者」と称されますが、
今日聴いて思ったのはむしろ弱音部にこだわりのある、繊細な表現も操る方だと。


特に弦楽セレナードなんか、第3楽章とかかなりこだわりを持って演奏してるように感じました。


それはそうと、今回の目玉は何と言っても「1812年」かなと。
こういう祝祭的な催しでなきゃ演奏されない曲で、クライマックスは爆笑を禁じえな(ry ←×
さすがに大砲用意できないのかバスドラムで代用してました。残念。(ぇ


ちなみに自衛隊とかが主催する野外コンサートなんかではリアルに大砲が使われます。
参考:
http://www.youtube.com/watch?v=w-4SRvGUtn8&feature=related


最後は音の狂乱で幕を閉じました。
面白いけど、そんなに何度も聴きたい曲じゃない気がするw
ちなみにLP時代、録音の大砲の音が強烈すぎてそこだけ針がすっ飛ぶとか言う話も。
聞いた話なので真偽は知らんw


ちなみに録音ではアンタル・ドラティ指揮のものが定番かなとか。(持ってないけど)
個人的には小澤征爾指揮ベルリン・フィルで満足しています。
オケも大砲も強力。
シモノフとロイヤル・フィルによる盤は何故かオマケで花火までぶっ放されてぴーひゅるる〜という快音が。
これはこれで価値があると思う。笑っちゃうけどw


しかし、耳に一番いい日といいつつ、1812年は音響的に耳に悪そうなんだけどな。(ぇ
オーケストラサウンドの豪快さを味わうにはいいけれど。
ただ、ホールが如何せんNHKホールじゃ響かないのがね。。。


ま、1000円の貧民席で聴いたせいもあるのかな。
来年も行けるようなら行こう。